ストレスの恐ろしい影響

何をストレスっていうの?

ストレス

いつも、せかせかと何かに追われているというストレス
協調性が求められる社会生活に対するストレス
物事に対する失敗や、それによって生じる自分の能力に対する嫌悪感ストレス

 

ストレスとは、自分の意図しない所からの刺激に対する体の抗体反応と、刺激を与えるものを総称したもののことです。
つまり、心に顔があるとしたら、「え、何!?」って眉をしかめるようなこと(不快と判断されるもの)が「ストレス」と思えばいいでしょうか。

 

私達の日常生活は、何かしら人に合わせたり、ゆずりあったり我慢したりすることから出来ています。

 

集団の中で生活している以上、多少のストレスは普段みんんが感じているものだと思います。
また、自分を奮い立たせたり、向上心を持つなど適度なストレスは、人を成長させる良い"刺激"となりますが、過度の刺激は人体や精神を蝕むものに変化して着てしまうのです。

 

人間は本来、休息をとることで不要なストレスを消化し、気持ちを浄化させて元の健康な状態に戻るという機能を持っています。
これを生体恒常性(ホメオスタシス)といいます。

 

でも、過剰のストレスで、この元に戻るホメオスタシスが正常に出来なくなってしまうと、そのストレスは逆に体や心を蝕んでいってしまうのです。

 

何よりも怖いのは、処理できなかった過剰のストレスが引き起こす様々な症状は知らず知らずのうちに、深刻な状態にまで及ぶ場合があるということです。





心を蝕むストレス

悩み

ストレスが原因の病気は数多くありますが、なかでも良く耳にするのが
「うつ病」ではないでしょうか。

 

この「うつ病」こそ、最悪の場合は自己否定から「自殺」を選んでしまうということまで起こりえる病気です。
この「うつ病」、大人だけがなる病気では無くなりつつあります。

 

以前熊本県で行われた調査では、中学校で全体の6%に当たる子が抑うつ感(心が沈んで晴れ晴れしない感じ)があり、これは小学校ではクラスに1人、中学校なると、クラスに1〜4人程度の子がうつ病を抱えているという調査結果が出ています。

 

この「うつ病」の問題点は、

 

判断基準があいまい
周りに理解されにくい

 

ということ。
そしてこのことが症状を悪化させてしまう一番の原因と言えるのではないでしょうか。

 

「自分への甘え」と解釈されがちなこの「うつ」ですが、実際にこの病気に苦しんでいる人の性格は、甘えとはむしろ逆です。

 

うつ病になりやすい人

 

自分に対して常に厳しく甘えられない人。
妥協が出来ない人。
物事を頑張りすぎてしまう人。

 

上記の様な性格の方がなりやすい病気が「うつ病」であると言われています。

 

こういった人たちほど「うつになった自分=ダメな自分」と思いがちで、さらに自分を追い込んでしまうのです。
その結果、「こんな自分を誰が必要とするの?」「生きてる価値なんてあるの?」とまで思ってしまう場合もあるようです。

 

うつ病の症状は様々で、対処法も長期間、心にゆとりを持って長い目で見ていくことが必要になりますが、
大切なのは、周囲の人の理解と協力です。

 

「ダメな自分」ではなく、「あなたは、私にとって必要な人なのだ」
「ちゃんと傍(近くに)にいるから」

 

というメッセージを伝えることが大切だと言われています。

 

 

子供の育成に大きな影響を及ぼす親

子供たち

 

子供に大きな影響を及ぼす親の態度はとても大切です。
まず、何よりも心に余裕を持つようにしましょう。
そして、子供に接する時は以下の事を頭に入れておきましょう。

 

完璧な親を目指さない

(この世界に完璧な人間なんて存在しない、もちろん、子供も完璧な子供なんていません)

 

子供の存在を否定するようなことは言わない

子供ほど親の言葉に影響を受けるものはいないのだという認識は頭の片隅に置いておきましょう。

 

兄弟で片方を褒める時は、配慮(耳打ち等)をする。

褒められていない一方は「褒められない=悪い」と捉えがちです。もう一方が引け目を感じないような褒め方をしましょう。

 

でも、先に述べたように、親だって何回も親をやってるわけじゃなく、もちろん完璧なんかじゃありません。
だから、もし感情的になってNGなことを言ってしまったときなどは、

 

「ごめんね、お母さん(お父さん)も、頑張ってるんだけど、上手く出来ないんだ・・・。」
「今のは、ママがイライラしてただけだから、○○ちゃんが悪いわけではないの。ごめんね」

 

などと素直に言ってみるのもいいのではないでしょうか。
その方が「人間らしい」と思うのは私だけでしょうか。

 

 

 

 

 


体を蝕むストレス

ストレスが身体に及ぼす影響も沢山ありますが、その有名なものが心身症です。
皆さんは、「自律神経失調症」という言葉を聞いたことは無いでしょうか?
この、心身症と自律神経失調症というのは、とっても似ているものです。

 

心身症とは

ストレスが原因で体に病気として症状が現れてくるもの

 

胃潰瘍や高血圧、喘息、アトピー性皮膚炎や円形脱毛症等その数100種類以上とも言われています。

 

 

自律神経失調症とは

ストレスによるものが、「病気」として体に現れない症状

 

つまり、頭痛・腹痛・吐き気など症状があるにもかかわらず、これと言って特定できる病気が見当たらないものが自律神経失調症になってきます。
でも、体に直接的に病気があるわけではない、この自律神経失調症は、心身症の予備軍と思ってもいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

簡単なストレス解消法
自分の不満を一日に必ず1度、声に出したり、紙に書き出したりする。

 

こんなこと?と思われるかもしれませんが、実際に効果があるというデータもあるみたいです。
「吐き出す」「溜めこまない」
このことが大切なんですね。